投稿日: その他 論文紹介

An Eye Tracking Study of the Effect of Target Rank on Web Search

Guan, Zhiwei
Cutrell, Edward
In Proc. of CHI2007
http://dl.acm.org/citation.cfm?id=1240691

概要

デスクトップ検索において検索結果中の正解ページの位置を1位、2位、4位、5位、7位、8位としたときに、navigationalなクエリとinformationalなクエリでユーザの振る舞いがどう変わるかをeye trackingを使って分析。

実験設定

  • 被験者数は18名。
  • 検索タスクは12個。6個がnavigationalで6個がinformational。
  • 各クエリに対して、正解のページを1個用意し、それを1位、2位、4位、5位、7位、8位のどこに表示するかに応じて6パターンの検索結果を用意。
  • 各タスクは最初に入力するクエリは事前に決められていて、その後は被験者が自由にクエリを入力してよい。
  • 用意した正解のページを被験者が発見したらタスク終了。

結果

  • navigational、informationalともに正解ページが下位にあるほどタスクの達成時間は長くなる。
  • navigationalクエリでは、1位に正解ページがあるときは78%のユーザがそのページをクリックし、8位に正解ページがあるときはその割合は22%にまで下がる。
  • informationalなクエリでは、1位に正解ページがあるときは89%のユーザがそのページをクリックし、8位に正解ページがあるときはその割合は0%になる。7位のときで6%。
  • 正解ページが4位以下にあるとき、1位のページは正解ではないにも関わらず多くのユーザが1位のページをクリックした。informationalなクエリで特にその傾向が強かった。
  • navigationalなクエリでは、informationalなクエリに比べて、検索結果を1度もクリックすることなく新しいクエリを入力することが多かった。
  • eye trackingの分析をしたところ、navigational、informationalなクエリともに、正解ページが下位にあるほど検索結果ページ内で正解ページを見ている被験者の割合は低くなる。

実験後、被験者にアンケートを実施。回答は7段階で行われた(1:completely disagree~7:completely agree)。「自分が欲しい検索結果は5位以内にあることを期待する」という項目に対する回答の平均値は5.78。「検索時は検索結果の一番したまでスクロールして見ることが多い」という項目に対する回答の平均値は4.06。


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