投稿日: WWW 論文紹介

Computers and iPhones and Mobile Phones, oh my! A logs-based comparison of search users on different devices.

Kamvar, Maryam
Kellar, Melanie
Patel, Rajan
Xu, Ya
In Proc. of WWW2009
http://dl.acm.org/citation.cfm?id=1526817

概要

PC、iPhone、iPhone以外のmobile phone(2009年の論文なのでiPhone以外は小さな画面の携帯)のクエリログを分析。contributionは以下の2点。

  • PCの検索クエリだけ、モバイルの検索クエリだけを分析した研究はあったが、それらを同時に分析して比較した。
  • ユーザごとの検索の仕方に関する分析も行った。

データ

2008年の夏の35日間にGoogleに入力された英語クエリを使用。各デバイスのデータは以下の通り。

  • PC クエリ数:499,999、ユーザ数:14,209
  • iPhone クエリ数:150,000、ユーザ数:10,184
  • Mobile クエリ数:169,448、ユーザ数:17,201

クエリに関する分析

  • クエリを30カテゴリに分類したところ、PCとiPhoneは非常に似た分布。mobileだけ大きく異なる。
  • Computer & Electronicsカテゴリ(クエリ「apple」等)はPCの方がiPhoneよりも多い。
  • Telecommunicationsカテゴリ(クエリ「comcast」等)はiPhoneの方がPCよりも多い。
  • mobileではPCに比べてAdultカテゴリのクエリが極端に多い。

ユーザに関する分析

各ユーザの検索をセッションに分割して分析。

  • AdultカテゴリとEntertainmentカテゴリでは、iPhoneはPCに比べて1セッション内に入力されるクエリ数が多い。全体のクエリ数はiPhoneとPCで大きな差はないので、少数の人が大量のAdultクエリ、Entertainmentクエリを入力していることを表している。
  • Localカテゴリでは、PCはiPhoneに比べて1セッション内に入力されるクエリ数が多い。
  • セッションが10以上存在するユーザを対象として、各ユーザから10セッションをサンプリングして各セッションのカテゴリを調べる。PCとiPhoneでは、10個のセッション全て同じカテゴリだったユーザは0.5%、0.13%だったが、mobileではその割合は9.8%もあった。つまり、PCとiPhoneでは各ユーザはより多様なトピックについて検索している。

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