投稿日: その他 論文紹介

What are you looking for? An eye-tracking study of information usage in Web search

Cutrell, Edward
Guan, Zhiwei
In Proc. of CHI2007
http://dl.acm.org/citation.cfm?id=1240690

概要

デスクトップ検索において検索結果のスニペットの長さをshort、medium、logとしたときに、navigationalなクエリとinformationalなクエリでユーザの振る舞いがどう変わるかをeye trackingを使って分析。

実験設定

  • 被験者数は18名。
  • 検索タスクは12個。6個がnavigationalで6個がinformational。
  • スニペットの長さはshort、medium、longの3種類を用意。検索結果が表示されたときにスクロールせずに見える検索結果の数の平均はshortで7件、mediumで5.7件、longで4.2件。
  • 各タスクは最初に入力するクエリは事前に決められていて、その後は被験者が自由にクエリを入力してよい。
  • 最初に入力するクエリの上位10件の中には、検索意図を満たす「best」resultが必ず1ページ含まれる。
  • 被験者が検索に満足したらタスク終了。

結果

  • navigationalタスクでは、shortとmediumではタスクの終了時間はほぼ同じ。longでは10秒ほど長くなる。
  • informationalタスクでは、スニペットが長くなるほどタスク終了時間は短くなり。longはshortより24秒短い。
  • navigationalタスクでは、スニペットが長くなるほどbest resultをクリックする確率は低くなる。
  • informationalタスクでは、スニペットが長くなるほどbest resultをクリックする確率は高くなる。
  • navigationalとinformationalともに、スニペットが長くなるとスニペットに視線が向けられる時間が長くなる。その際、タイトルに視線が向けられる時間には大きな変化はなく、URLに視線が向けられる時間が短くなる。

実験後、被験者にアンケートを実施。回答は7段階で行われた(1:completely disagree~7:completely agree)。「検索時にURLをよく見ますか」という質問に対する回答の平均値は6.4、「検索時にスニペットを読みますか」という質問に対する回答の平均は6.2。


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